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My Digital Memory

By M. Hashimoto

東久留米_水紀行

東久留米市には、黒目川と落合川という2つの川が流れ、流域には多くの湧水があり、自然が残されています。秋の1日、自転車で回ってみました。


2009.10.12
行きに通った野火止用水。住宅街を流れる川ながら、水はきれいです。
野火止用水の途中にある稲荷神社(ここはまだ東村山市)。
野火止用水に昔あったという水車が復活され、公園になっていました。
黒目川の起点付近。水流はわずかでした。
黒目川起点脇にある天神社。
天神社への参道入り口。上流に向かって進んで行きます。
東久留米市内の大きな団地に隣接した白山公園から流れる小川。鴨が2羽泳いでいました。
公園の一角に水が湧き出ているところがあり、樹脂製の円筒が立てられていました。この湧水のほかにに公園を流れる小川があり、2つの流れが集まって小さな池を作っていました。
黒目川と並ぶ水源である落合川の上流部。この手前にある小さな橋の下から水が湧き出ていました。
湧水部から少し下流に別の湧水があり(左上の石垣のところ)、落合川に流れ込んでいます。湧き出たところではわずかな水流も、こうして“川”になっていきます
さらに進むと小金井街道の手前ですすきが茂っていました。外来植物のセイタカアワダチソウも混じっていました。
川幅は広がり、自転車道も整備され、水鳥を見ながら歩ける快適な散策路となっています。残念ながら、この日は手前で護岸工事があり、水が濁ってしまっていました。これが清流ならもっと楽しめるのに・・
南沢の湧水と落合川の合流地点。自然を学べる公園として整備されていました。
氷川大明神。南沢の湧き水の守り神とされています。
神社の側を流れる南沢の湧水。
南沢の湧水は、公園内から湧き出る水と浄水場の流れを合わせて1日1万トンと言われる水量を誇ります。それは湧きだしのチョロチョロなんてものではなく、ゴーゴーと音を立てて流れていました。
南沢の湧水が合流したところは小さな池になっており、近隣の人が水を汲みに来たり、子どもが水遊びをしたりする場になっているようです。
南沢の湧水の近くにある多聞寺。真言宗のお寺で、山門は江戸時代の創建だそうです。
南沢の湧水からしばらく走ってようやく最終目的地の竹林公園へ。階段を下りると、岩の間から水が湧き出ていました。
湧水はやがて小さな流れとなり、落合川に流れ込んでいます。
園内はうっそうとした竹で覆われており、風とともに静かな時間が流れています。
帰り道は、傾いた太陽に水面を輝かせて流れる落合川を見ながらのんびりとサイクリング。