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My Digital Memory

By M. Hashimoto

2017大阪
2017.8.30

夏に久しぶりに大阪へ行ってきました。仕事の出張でしたが、午前中に終わったので、午後は休みを取り、市内の史跡などを歩いてきました。若い頃に行った以来なので、新鮮でした。
新世界にそびえる通天閣の界隈は相変わらずの賑わいでしたが、外国人観光客が増えているせいか、一段とエグい商業化が進んでいる一方、大阪らしい庶民的な賑わいも残っていました。下は通天閣から見た茶臼山と大阪城。ビルの谷間に埋もれています。
通天閣から見たアベノハルカス。
通天閣の足下には将棋の坂田三吉の碑があります(上)。
茶臼山から見たアベノハルカス(上)と茶臼山の上(下)。ここは大阪冬の陣で徳川家康が、夏の陣では真田幸村が陣を構えた場所なのだそうですが、大河ドラマの影響か、真田の資料ばかりが目立ちました。
茶臼山の近くにあるのが四天王寺です。593年に聖徳太子によって立てられたと言われる古いお寺で、外国からの観光客も来ていました。ただし伽藍は何度も焼けているので新しいです。
大阪環状線の玉造駅から歩いたところに大阪夏の陣の舞台となった真田丸の跡があります。これは近くにある善福寺というお寺なのですが、大阪夏の陣の死者を祀った鏡如庵大師堂(どんどろ大師)があります。また歌舞伎の物語の舞台にもなったようで、門の横の像があります。下は真田丸跡地に建つ学校。この坂は「ブラタモリ」でも出ました。
真田丸跡の向かいに建つお寺で、門前に真田丸の跡を示す石碑が建っています。また境内に真田信繁(幸村)の墓石を立てて祀っており、門には六文銭のマークが。このほか、坂の途中、学校のフェンス際には真田丸を顕彰する石碑もあります。
戦場となった場所を千手観音が見守っていました。