*

My Digital Memory

By M. Hashimoto

武蔵国分寺


741年、聖武天皇により、鎮護国家を目的として全国に仏教寺院が建立されたのが国分寺です。武蔵国分寺は、奈良・東大寺を別とし、全国の国分寺の中でも最大級の規模といわれていますが、鎌倉末期の戦乱で焼失しました。現在は金堂の礎石を中心に公園となっていますが、まだ発掘調査中でもあります。上の写真は、現在の国分寺の前にある江戸時代の楼門で、これは明治になって移設したものだそうです。
現在ある国分寺。真言宗のお寺で、国分寺崖線のすぐ下にあり、お鷹の道を歩いていくとこの前に出ます。
現在ある国分寺の境内には、万葉集に詠まれている植物を集めた万葉植物園があります。
国分寺の跡地。現在は礎石が残されています。
かつて国分寺境内にあった七重塔の跡地。金堂、講堂跡から東方200mのところにあります。835年に雷火で焼失し、その後に再建許可されたそうですが、今は残っていません。国分寺市役所の玄関前に、レプリカが建てられています。
現在ある国分寺から先に進み、右側の階段をあがったところに薬師堂があります。1335年に新田義貞の寄進により、建立されたと伝えられて、現在の薬師堂は宝暦年間(1751〜1763)に再建されたものだそうです。
薬師堂のそばにある地蔵尊。